療育日誌

はさむ

2017/09/30

小さいトングで毛糸玉をはさんで、容器から容器に移す遊びをしています。手でつかんだり、指でつまんで物を扱う事が上手になってきた子は、次のステップとして道具を使って物を扱う事に挑戦です。子ども達の育ちには、遊びの内容を少しずつステップアップして成功体験を積み重ねていく事が大切ですから、使う道具も子どもの手にフィットしやすい大きさにしたり、はさんだ物が転がり落ちてしまいづらい素材を選び、「できた!」という達成感につながるように教材を選びました。このような遊びを通じて、道具を使う事、道具に合わせた手の動かし方、集中して取り組む力、目と手を連動させて動かす力を学びます。そして、その取り組みはお箸を使って食事をする力等、日常生活に活かされていきます。(療育広場 ぱっそ)