療育日誌
運動会の練習2
2017/09/21
運動会で玉入れをします。床にちりばめたカラーボールを、先生が動かしているかごを追いかけて入れに行く競技です。今までの療育の中で「動かない入れ物に、物を入れる」という活動を行い、子ども達はそれが上手にできるようになっています。そこで、少し変化をつけて「動く入れ物に物を入れる」という事に挑戦です。今までは入れ物が動かないので入れる事も簡単でした。でも、今度は入れ物が動きますから、目標となる黄色いカゴを目で追いながらそこに近づき、外に出ないように自分とカゴとの距離や力加減を調整してボールを入れなければいけません。床のボールを拾っている間にもカゴは動いていますから、一度視界から外れたカゴを探す事も必要です。少しの変化ですが、子どもにとってはより複雑な動作が必要になります。そして、少し難しい課題が次の発達へとつながっていきます。(療育広場 ぱっそ)