療育日誌

ふたを開ける

2017/08/30

「朝の会」で水分補給をします。水筒は、ストロー付の物や直接口をつけて飲むもの等、お母さんがお子さんの育ちに合わせて選んで用意して下さっています。写真の彼はコップがふたになっている水筒を持って来ており、上手にふたを開け閉めできるようになりました。何げなくやっている動作ですが、コップを掴む、手首をひねって回すといった、手の動きや力加減を調節して成り立つ動作です。子ども達は、おもちゃのスイッチを掴んだり回したりする事や、お絵かきでグルグルと線を描いて手首をひねる動きを経験する事、クレヨンを持って描いた線が手の力の強弱で色の濃さが変わる事等、日々の療育で行う遊びを通じて手の動きや力加減を学んでいます。遊びで楽しみながら行う動作と生活に必要な動作は関連しており、子ども達の成長につながっています。 (療育広場 ぱっそ)