療育日誌

紐通し

2019/11/01

紐通しでは、紐を通す穴の位置を目で確認する、紐を穴の中に通す、片方の手で台紙を持つ、もう片方の手で通した紐を最後まで引っ張る、のように、いくつもの動作を連続して行います。目と手の協応動作に加え、集中力も必要になりますので、子どもたちは言葉をほとんど発さず、目の前の課題に真剣に取り組んでいました。そのような子どもたちの様子を見て、先生たちもあえて言葉掛けを減らし、困っているポイントを見極めてアドバイスをしています。最後まで紐を通しきる事ができた子どもたちの表情は「自分の力でできた」という自信に満ち溢れていました。子どもたちの「できた」をたくさん受け止めながら、一人ひとりの自己肯定感を高め、何にでも挑戦してみようという前向きな気持ちを育てていけたら、と思います。(ぱっそ 鷹匠教室)