療育日誌

体幹を鍛える1

2017/07/12

先生の動きを真似して体を動かすことは集団生活ではよくあることです。ゆっくりと、またオーバーアクションで先生が見本を見せることで、できるこどももいることでしょう。それも立派な支援です。こどもがわかるようにやって見せて、できてきたら、見本の内容を簡素化するなどして支援を抜いていく必要があります。ただ、動きを真似ようとしても、あまり上手にできないこどもがいます。それは頭では体に「こう動いて」と体に指令を出しても、思うほど体が動かせないのです。体を自分が思うように動かすためには、体全体を柔軟に連携させて、バランスを取るといった複雑な動きを頭でコントロールする必要があります。今日はその中核である体幹(胴体)を意識した動きをこども達と行いました。ペンギンのように膝立ちして前後左右に動きます。体幹(胴体)がまっすぐ立っていないと、上手に動けません。

自分の体であるからこそ、自分で上手にコントロールする力を身につけることが、とても大切です。体のバランスや連携のお話は一回では語りつくせません。またお話します。(ぱっそ 並行通園部)