つまむ

ボタンをつけた紐をボタンホールのついた布片に通していきます。ひもとおし遊びと同じ要領ではありますが、ボタンを通すという工程が加わっています。大人になってしまえば何気なくボタンをはめる動作をしていますが、親指と人差し指でしっかりとつまむことをしないと難しいものです。併せて布片をも、しっかりとつまむ必要があります。スプーンやフォークを使う、クレヨンをもつ、シールを貼るといった動作を上手に行うには、しっかりとつまむことが大前提です。こども達の活動の時には、先生たちは、こうした手先を見ています。こども達が、うまく力の入れ具合や指先のどこでつまめばよいかわからなければ、力の入れ具合や、指先のどこに力を入れるかを一緒にやってみてコツを覚えていきます。 布片は一人分が20枚ほどあります。こども達は集中してよく遊んでいました。（ぱっそ　並行通園部）