療育日誌

みること

2017/06/13

午前の活動の最後にパネルシアター「おおきなかぶ」を先生がやってくれました。音楽に合わせて、先生のエプロンにだんだんと人形達が増えていきます。こども達にわかりやすいように、表情豊かに、又、オーバーアクションで先生は演じます。そういった先生のエプロンシアターにこども達はよく見入っていました。こども達は、興味があるものを見ている時は自然とその場にとどまります。また先生はそうした表現をする必要があります。自然とその場にとどまる時に、こども達のそばにいる先生達は、そっと先生のお膝に座らせたり、椅子に促したりして、その場に座る練習をしていきます。

そうしたことが、こども園や幼稚園などの大きな集団に入った時に、グランドやホールなどで、椅子などの座る目印がない場合でも「その場に座る」ことにつながります。「みること」は「座る」事につながります。今年度入園のメンバーもだいぶその場にも落ち着いて座ることができてきております。(療育広場 ぱっそ)