療育日誌

足をのせる台

2017/05/18

机の下の地味な部分のお話ですが、実はとっても大事な部分のお話です。しっかりと握ってお絵かきをしたり、こぼさずに食べるといった机の上で行われることの基礎は、机の下にあります。しっかりとフロアに足の裏が付き踏ん張れること、踏ん張れるからお尻がしっかりと椅子の後方について、そして背筋が伸びること、そうした体の芯がしっかりとしていると、その体についている腕・手先を上手に動かすベースになります。感覚統合のお話をすることで例によく挙げられますよね。感覚統合のお話は大変興味深く、一回のblogでは、お話できないので、また少しずつお話をしていきます。

今日の主役は写真の「青い台」です。牛乳パックで出来ていますが、椅子に対して体の小さい子には、こうして台を使い足裏をしっかりと踏ん張るようにして活動するベースを作ってあげます。こどもも隣の先生もいい姿勢ですね。(ぱっそ 並行通園部)