療育日誌 - 月別アーカイブ 2022年6月

洗濯ばさみをつまんでリンゴを取ります。指先に力を入れることが苦手なお子さんも、リンゴを取るという目的があることで、意欲的に活動に参加し、その中で指先をたくさん使う経験ができました。苦手なことでもどうしたら「やってみよう」と思えるのかを考え、子どもの興味に沿って活動内容を決めていきます。(ぱっそ音羽町教室)

片方の手で本体を支え、反対の手の指先に力を入れて、ふたを上に引き上げて開けます。開け方のポイントを伝えた後、スタッフはすぐに手を貸さずに、声かけをして見守ります。少し頑張ればできることを経験の中で、増やしていきます。(ぱっそ音羽町教室）

おやつの袋を開ける時には、以前行った新聞紙遊びのちぎる動作と同じ指先の使い方が必要です。楽しみながら得た経験を実際の生活の中で活かすことで、手先の操作が上達していきます。(ぱっそ音羽町教室)

少し前にけんかをしていた2人が一緒に遊んでいます。1人は「ごめんね」は言えないのですが、悪いことをしたと思っています。このお子さんは、相手に「一緒に遊ぼう」と言うことで気持ちを表現したのです。この時に先生が仲介し、気持ちを代弁することで、納得し相手を受け入れ、握手をして仲直りすることが出来ました。友だちとの正しい関わり方を少しずつ身につけていきます。(ぱっそ音羽町教室)

新聞紙を長くきれいにちぎっていくためには、指先に力を入れてしっかりとつまむこと、左右の腕はそれぞれ違う方向に縦に動かすことが必要です。遊びの中で生活に必要な動作を身に付けていけるように、活動内容を工夫しています。(ぱっそ音羽町教室)