療育日誌

探究中

2018/03/07

自由遊びの時間、おもちゃ遊びを楽しんでいます。スイッチを押すと、光ります。音もなります。つまり、自分の指を動かす(物に働きかける)と、変化(音や光)が起きるのです。何気ない事に思えるかもしれませんが、これに気づき、できるようになる事は大切な育ちなのです。おもちゃ(物)に興味を示すようになる為には、物を目で捉えて、「これ何だろう?」という気持ちになる必要があります。「これ何だろう?」という気持ちになる為には、大人と一緒に色々な物で遊んで、「遊ぶ楽しさ」を経験から学ぶ必要があります。そして、物に働きかける時には、程よい力加減で手や指を動かす事、「摘む」「引っぱる」「押す」「ひねる」等、どの操作をすると物に変化が起きるかをある程度予測して臨む力も大切です。おもちゃで遊ぶ力にも、日々の療育で培われている要素が含まれています。(療育広場 ぱっそ)