療育日誌

ナイスシュート!

2018/02/27

昨日のボール遊びの続きのお話です。バスケットゴールに、うまくボールを投げ入れる事ができたお子さんがいました。これができるようになる為には、どんな事が必要となるでしょう?「物を手放す」という操作、目標物と自分との距離の見当をつける力、その場にとどまりながら肩・腕・手首・指先を連動させる力、適度な力加減…それらを組み合わせる必要がありそうです。又、目、手や腕、足、体幹、頭(目標と自分とボールの距離や力加減を計算する)を連動させる、体の回路の働きも大切かもしれません。「投げる」という動作は、実は色々な力が結集されて完成しているのかもしれません。何かができるようになる為にはどんな力が必要なのか、その力を育てる為にはどんな活動や関わりが必要なのか…それを考え、スモールステップで教え、小さな「できた!」を積み重ねて発達を促していきます。(療育広場 ぱっそ)