療育日誌
新聞紙遊び
2018/01/11
今日は、新聞紙を細く丸めた剣で、広げた新聞紙を切る遊びをしました。スタートラインから剣を持って先生の所まで行き、先生が広げて持っている新聞紙を切ってスタート地点まで戻ってくるルールです。剣を持ちながら先生の所まで行く為には、剣を落とさないように手先に気持ちを向けると同時に、先生がいる場所(距離、たどり着くまでのルート)を把握して進まなければなりません。この時点で、子ども達の中では考える事と複数の体の動き(見る、持つ、歩く)が連動しています。更に、剣で新聞を切る為には、腕をどの高さまで上げ、新聞紙と剣と自分の距離をどの程度保って、どの位の強さで振り下ろせばよいかを考えて実行する必要があります。簡単な遊びですが、子ども達にとっては頭も体もフル回転です。切った時の「ビリッ!」という音や、切れた時の感覚や達成感は遊びの楽しさにつながったようで、何回も繰り返し遊べました。(療育広場 ぱっそ)