療育日誌

しっぽとり3

2018/01/09

繰り返し遊んでいるしっぽとりですが、だんだんと遊び方を覚えてきた子ども達です。「追いかけて引っぱる」というルールがわかってきたお子さんは、「よーい、スタート!」の掛け声でお友達と一緒に、先生の手を借りずに遊べるようになってきました。まだ、先生が一緒に行って遊んでいるお子さんもいますが、サポートの先生と一緒にしっぽをつけた先生の所まで行くと、しっかりとしっぽを見て、掴んで、力を入れて引き寄せる…といった「しっぽをひっぱる」動作はできるようになりました。個々の育ちによってできる事はそれぞれですが、大切な事はそれぞれのペースで前に進んでいく事です。「しっぽとり」という遊びを通じて、友達とルールに沿った遊びをする力、先生と活動に取り組む事を受け入れる力、物を目で追う力、目と手と体の動きを連動させて調節する力が子ども達の中に育っています。(療育広場 ぱっそ)