療育日誌

なが~い!

2017/09/14

久しぶりの小麦粉粘土遊びです。年度当初、初めて粘土で遊んだ時には、指先で恐る恐る触っていた子も、だんだんと粘土の感触に慣れて手全体で触る事ができるようになっています。粘土を触れるようになると、先生に教えてもらいながら、丸めたり、伸ばしたり、叩いたり、押したり、ちぎったりして形を変化させて遊ぶ事を学びます。遊び方がわかり、楽しさを感じられると、自分で遊べるようになります。そして、写真の子のようにビヨ~ンと伸びる感覚や、長くなった状態を体感します。実はこれが大切な事で、言葉や理屈で物事を理解する事がまだ難しいお子さんでも、「伸びる」・「長い」等という事を体験的に学ぶからです。子ども達は粘土から「丸い」「柔らかい」等という事も学んでいる事でしょう。見て・触って・感じる事が発達の土台になります。(療育広場 ぱっそ)