教室のひとこま - 月別アーカイブ 2020年2月

どっかんゲーム

一人の子と先生が、ボールの投げっこをしていると、「僕も入れて!」と友だちが入ってきました。そこから、子ども対先生のボール投げ大会が始まりました!ボールを爆弾に見立て、しっかりキャッチできなかったら、「ドッカーン」となるルールです(子どもたちは、『どっかんゲーム』と名づけていました)。慣れて来ると前進しすぎてしまい、相手との距離がだんだん近くなってきました。「どうしたらいいかな?」と聞いてみると、「あっ、そうだ!」と気付き、後ろに下がって投げていました。 どっかんゲームがひと段落すると、今度はバランスボールを使って、転がしドッチボールが始まりました。こちらは、前にもやった遊びなので、やり方やルールがよく分かっていて、楽しく遊ぶことができました。経験を通して、「ルールを守って遊ぶことで、楽しく遊ぶことができる」ことを学んでいます。

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縄を使って遊ぶ

「学校で縄跳びやってるよ」と教えてくれる子がいたので、早速縄跳びを用意すると、「ほら、上手でしょ!」とやって見せてくれました。もっと、縄に親しんで遊んでみようと、縄の上を跳び越す遊びをしてみました。最初は縄をまたげるくらいの高さから、少しずつ高さを変えてジャンプ!その子によって高さを変えられるので、どの子も跳べたことが嬉しくて、にこにこ顔になりました。「すごい!上手だね!」と褒められて、「またやってみよう」という意欲にもつながりました。

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ボーリングで遊ぼう

今、子どもたちの間では、ペットボトルで作ったボーリングが人気です。このボーリングは、学習支援で来ている中学生が作ってくれたもので、ピンにはフェルトで作った1から10の数字がついていて、数字と同じ数の玉も入っています。子どもたちは、その数字と、床に貼ってある数字を合わせてピンを置き、ボーリングを始めます。得点表も用意してあるので、ある子は何度も転がしていくつ倒れたかを計算したり、またある子は、友だちと倒したピンの数を競ったりしています。中学生が作ってくれたものをきっかけにして、友だちと関わって遊んだり、1つの遊びに集中する時間を持つ事ができました。「数を数える、字を書く、計算する」などの要素もありながら、遊びを楽しんでいます。

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豆まき

節分が近づいてきたので、豆まきごっこ、お面作り、的当て遊びなどで楽しみました。段ボールで鬼の的を作り、新聞紙でボールを作って用意しておくと、「わあ〜、おもしろそう!」と興味を持った子どもたちが、さっそく鬼の口を向かってボールを投げ始めました。思っていたよりもなかなかうまく入らなかったのですが、回を重ねるごとに、力加減をコントロールしたり、しっかり的にめがけて投げられるようになりました。たくさんボールが入るようになると楽しくなり、何度も繰り返し挑戦していました。ボールの入った数が分かるように表に書いたり、“チャレンジ賞“の賞状を作って、より励みになるように工夫しました。鬼の的を見て「体がない!」「金棒持ったほうがいいよ」「金棒にはトゲトゲがあるよ」と気づいた子が友だちとアイディアを出して、より怖い鬼に変身させてくれる姿も見られました。 豆まきごっこでは、鬼面をつけた先生やお友だち目がけてボールを投げ合ったり、チームに分かれて対抗戦になったり、遊び方やルールをみんなで考えながら、楽しく遊ぶことができました。

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