教室のひとこま - 月別アーカイブ 2024年9月

「よーし！勝つぞー！！」９月は『お宝取りゲーム』で遊びました。どちらがたくさんお宝をゲットできるかという単純なルールです。１つでも多くのお宝を取ろうと気合十分。単純だからこその面白さがあり、白熱した戦いとなりました。勝っても負けても、目標に向かって挑んだ後は、どの子もやり切ったという充実した気持ちを感じているようでした。

「どっちが多く集めることができたかな？」わかりやすく伝わるように、視覚的支援をする事があります。支援をプラスする事で見やすくなりますし、自分の考えを確認することも出来ます。大丈夫だと感じれば、自分の行動を一歩踏み出す力になるのではないでしょうか。小さなことかもしれませんが、彼らにとってとても大事なことなのだなと思います。 自信を持って答えてくれていました。

写真の彼はバランスボールで遊ぶために、スタッフとルールの確認をしています。みんなが安全に楽しく使うためのルールです。学年や通所期間関係なく、その都度確認するようにしています。子ども達にとっては些細なことかもしれませんが、ルールを確認することで気持ちよく遊べることを実感できたらいいなと思います。

ボードゲームなどある程度の人数で遊ぶ時は、マットの上で過ごす事があります。「何をしているのかな？」という見やすさがあるのか、人の集まりも良いですね。近くにいて様子を観察できますので、ゲームにも入りやすいようです。上靴を脱いで上がるので気持ちの切り替えにもなります。以前と比べて友だちと関わりを持つことができるようになってきている子も出てきました。環境設定の大切さを再認識できた場面です。

今回の防災訓練では、防災用品を作りました。ゴミ袋カッパを作る日とキッチンペーパーマスクを作る日がありました。ふだん家で使う物でも防災用品の代わりになるものが作れる事、実際に身に付けて使う事が出来る事を体験しました。近年は自然災害が増加していますので、このような経験が役に立てたらいいなと思います。