教室のひとこま - 月別アーカイブ 2021年9月

環境調整

子どもたちは、おもちゃの入った棚から自分の好きな物や興味を持った物を出し、遊びに入ります。様々な種類のおもちゃを入れておく事で、『子どもたちがまだ手に取った事のない遊びと出会い、遊びの楽しみを知る』きっかけとなっています。他にも『使った物は自分で片付ける』『自由に手に取れるからこそ独り占めせず、友だちと共有する』などの要素が含まれています。目的を持って環境調整を行い、子どもたちがより成長できる空間作りを目指していきます。

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ルール決め

紙ボール投げゲームをする前に、みんなでルール決めをしています。始めはカードを使って、スタッフが説明と確認をしながら進めて来ましたが、最近では「こういう時はどうするの?」の問いかけに、子ども達から積極的に発言が出るようになり、ルールの浸透が感じられます。また、それ以外にも、発言する子どもの伝え方の工夫の意識や、聞く側の子どもの姿勢などの嬉しい変化が表れています。毎日の小さな積み重ねが、やがて大きな力となることを実感しています。

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人間もよう

友だちの体に沿って、そうっと、落とさないように積み木を乗せています。乗せる役の子どもは慎重に手先を動かし、寝転ぶ役の子どもは体から積み木が落ちないように静止します。どちらの役も無意識に体の動きをコントロールする練習に繋がり、程よい緊張感の中で遊びが展開していきました。子どもたち1人ひとりに違った積み木の模様ができ、子どもがつぶやいた「人間もようだね」という言葉がぴったりの遊びです。毎回どんな『人間もよう』を見る事ができるか、スタッフも子どもたちも楽しみです。

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ルールブック

集団活動で運動する時のルールブックを用意しました。毎回、ゲームの前には口頭でルールを確認していましたが、子ども達にもっと浸透させるにはどうしたら良いかと、スタッフで話し合いました。言葉での説明に加え、視覚からの情報を加えた方が、理解が進むのではないかと考え、カード式のルールブックにしました。早速準備が整いましたので、このカードを使っての子ども達の表れを期待したいと思います。これからも、スタッフ一同協力して、より良い支援を目指します。

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