教室のひとこま - 月別アーカイブ 2020年4月

チラシの切り抜きは子どもたちにとって心が躍る遊びのアイテムです。写真の彼は興味を持った食べ物や乗り物の切り抜きをダンボールに貼り付け、自分だけのスクラップブックを完成させました。じっくりひとつの遊びに打ち込む子どもたちの集中力は、目を見張るものがありますね。

空き箱と積み木を組み合わせて、ミニチュア小学校作りをしています。新一年生にとって初めて通う小学校は、ドキドキ、ワクワクが詰まっている場所です。小学校の教室を作りながら、「国語のお勉強をするんだよ」「はたけの時間もあるんだ」など、たくさんのお話を聞かせてくれました。

「お店屋さんがしたい！」の子どもの言葉から、ごっこ遊びが始まりました。最初は各々の遊びを楽しんでいた子どもたちでしたが、お店屋さんの元気な呼び込みが聞こえてくると、お客さんになって買い物をしたり、アルバイト役となってお店のお手伝いをしたりと、自分で役割を考え、一人、また一人と遊びに参加していきます。みんなで一つの遊びを共有する事で、遊びがどんどん発展していく面白さを感じる場面でした。

新聞紙で作ったゴールにボールを投げ入れる遊びをしています。先生の手を支えにしながら狙いを定め、上手くボールが入るととても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。子どもたちが好きな遊びや興味のある物事を一緒に探し、トライアングルで過ごすひと時が楽しくなるような関わりを心がけています。