教室のひとこま - 月別アーカイブ 2021年11月

また遊ぼうね

おもちゃを料理に見立て、レストランが始まりました。「いらっしゃいませ、注文は何にしますか?」「ご飯の量はどうしますか?」など、本物のお店さながらの接客です。次第に仲間も集まり、料理を作る役、テーブルまで料理を運ぶ役、と役割分担が子ども同士で自然と行われました。半年以上一緒に過ごした友だちとの関係性が出来上がり始め、自分たちで工夫して遊びを広げていく姿に頼もしさを感じます。「◯◯くん、また遊ぼうね」「明日もまたトライアングル来るね」の言葉を残して帰っていく子どもたちが、次はどんな遊びを展開してくれるのか、とても楽しみです。

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スケジュール

トライアングルでの過ごし方を、子どもとスタッフで相談しながら紙に書き上げました。生活が可視化される事によって見通しが立ち、時間での切り替えがスムーズになります。スケジュールを文字で書くと分かりやすい、イラストで表現する方が分かりやすい、等、1人ひとりの『分かりやすい』には違いがありますので、それぞれに合わせてカスタマイズを行い、子どもたちに伝わりやすいスケジュールを作っています。

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安心できる環境

段ボールハウス内に入り、じっくり積み木で遊びこんでいます。段ボール1枚の仕切りですが、周囲からの目線が遮断されたり、声や音も少し緩和されるので、スタッフと一緒に目の前の遊びに集中できました。日々の子どもたちのコンディションによっては、「今日は1人で過ごしたい」「静かな場所が欲しい」等、安心して過ごせる環境の条件が変わってきます。そんな時は、トライアングルにある物を最大限に活用しながら、子どもたちの安心できる環境の確保に努めています。

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ステップアップ

100玉そろばんで遊ぶ友だちの後ろには、その様子を見つめる1人の子どもがいました。『遊びが気になるけど、輪の中に入ろうか悩んでいる』、そんな様子でしたので、スタッフはあえて声をかけずに様子を見ます。しばらくすると徐々に距離を詰め、「僕も入れて」と友だちに声をかける事ができました。『遠くから見て参加』から『集団の中に入る』にステップアップできた瞬間です。遊びが終わった後、スタッフが「入れて、の声かけ良かったよ」と声をかけると、元気な「うん!」の返事と共に、嬉しそうな笑顔を見せてくれた彼でした。

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宿題

大きな丸テーブルで向かい合って、宿題をしています。1人が始めると「僕もやる」と仲間が増え、1人で取り組む時よりも、さらに集中して宿題と向き合う事ができました。『宿題は嫌だけど、友だちとならやってみる』『◯君よりも早く終わらせたい!』等、自主的に宿題と向き合う子どもたちの姿は生き生きとしています。子どもたちがお互いに影響し合い、自発的に物事に取り組める、そんな関係性や環境を大切にしていきたいと思います。

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