教室のひとこま - 月別アーカイブ 2019年11月

ボールを使った遊びをしたいと言ってきた子どもたちに、円形ドッチボールで遊ぶ事を提案してみました。学校などでも経験している身近な遊びなので、ルールもわかっているようでしたが、みんなで共通認識できるように、ルールの確認をしました。そして、実際にやってみると、ルールを事前に確認したことで、「当たったら外に出るんだよね」「外の人が当てたら中に入るんだよね」などと、先生たちに見守られながら、自分たちで遊びを進めることができていました。

学習支援で来ている中学生が、学習の後に子どもたちのところに遊びに来てくれています。子どもたちは、中学生の顔を見ると、とても嬉しそうな表情で抱きついたり、声をかけたりしています。関わりが恥ずかしい子もいますが、自分の遊びをしながら、チラチラと気になるようです。中学生は、小学生に優しく声をかけてくれたり、一緒に遊んでくれたりしていて、年齢が違う子との関わりが、お互いに良い刺激になっています。

今年、とても流行ったオリンピックの応援ソングの歌ですが、子どもたちは、遊びながら口ずさんだり、テレビや学校で覚えたダンスを踊って見せてくれます。曲をかけると、遊んでいる手を止め、それぞれが踊ったり歌ったりしています。最後に皆で手を合わせる振りのところは、申し合わせたように自然と皆が集まり、手を合わせてポーズをします。その姿がとても可愛いらしく、微笑ましい光景です。各曜日ごとに、来ている友だちと顔なじみになり、「また遊ぼうね」の声が聞かれるようになりました。好きな事から友だちの輪が広がっています。