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発達障害の家族支援とは? 受けられる支援や相談先を知っておこう!

2019/03/25

発達障害と診断されている・疑いがある子どもがいる場合、家族は育児や接し方で悩みを抱えることがあります。悩みを抱え込んだままでは問題は解決せず、家族の負担は大きくなるばかりです。学校や社会でスムーズな生活を送るためにも、受けられる支援や相談先について知っておきましょう。

  1. 発達障害の子どもがいる家族が抱える悩みは?
  2. 家族支援に関する法律について
  3. 家族支援の具体的な事例について
  4. 家族支援を受けるためにはどうすればいいのか?
  5. 発達障害でよくある質問

発達障害の子どもへ献身的な世話をする親も多いでしょう。しかし、親が疲弊してしまうのは問題です。家族支援に関する法律や、具体的な支援内容を理解しておきましょう。


1.発達障害の子どもがいる家族が抱える悩みは?

発達障害の子どもがいる家族に共通する悩みを見ていきましょう。

1-1.子どもに費やす時間が多くて自分の時間を持てない

定型発達の子どもより、発達障害の子どもは物事を理解するまでに時間を要する場合があります。そのため、自分の時間を割き、子どもに費やす時間が増えてしまうのです。また、兄弟姉妹がいる家庭では、世話をする時間のバランスが偏ってしまいます。発達障害について理解できない低年齢の場合、発達障害の子どもにばかり関わっている親の姿を見て、ヤキモチや嫉妬などを感じてしまうこともあるでしょう。

1-2.親が疲弊してしまう

学校や社会でスムーズな生活を送ることができることを願い、献身的に面倒を見る家族も少なくありません。しかし、相談先を見つけなければ、問題を抱え込んでしまい、親が疲弊してストレスを感じてしまうケースもあるのです。親がうつなど心身症になり、家庭が崩壊するなどの事例もあります。発達障害のある子どもを健やかに育てるためには、親が心身ともに健康な状態でいることが大切です。

1-3.将来に対する不安

子どもが小さいうちは、親が手を貸すことができます。しかし、大人になったとき、きちんと社会でスムーズな生活を送ることができるかなど、将来に対する不安は付きまとうでしょう。自立や就職など、漠然とした不安や心配を感じている家族は多いものです。

1-4.接し方が分からない

発達障害の子どもは、定型発達の子どもと同じように過ごすことが困難な場合があります。接し方や関わり方などで悩むケースも多いものです。発達障害の子どもは、発達をチェックしながら、適切な接し方が求められます。専門家や支援センターなどに相談し、接し方を見直すことが大切です。

2.家族支援に関する法律について

発達障害の家族支援は、法律によって推進されています。法律の概要や目的について見ていきましょう。

2-1.発達障害者支援法で家族支援が定められている

発達障害者支援法は、2005年4月1日に施行された法律です。発達障害の早期発見や、診断された子どもの育成・環境整備・自立支援などを目的としています。また、発達障害の子どもには家族の適切なサポートが必要であるため、自治体による家族支援を行うことを推進しているのです。

2-2.障害者総合支援法も家族支援に関わる法律

障害者総合支援法は、2013年4月1日に施行されました。発達障害の子どもなどに対し、スムーズな生活を送ることができるよう、福祉サービスや生活支援を行う目的があります。適切な支援を受けることにより、発達障害への理解を深め、子どもの成長を温かく見守るきっかけにつながるでしょう。福祉サービスを利用する場合は、自治体の障害福祉窓口や支援センターなどに相談してください。

3.家族支援の具体的な事例について

実際に行われている家族支援の内容を見ていきましょう。

3-1.情報共有できる場を設ける

発達障害の子どもを持つ親の悩みで多いのは、外見では判別できないことから、周囲の理解を得られにくいというものです。予想できない行動を取るため、風変わりな子どもというイメージを持たれ、地域で孤立してしまう場合があります。発達障害のある子どもも周囲の変化を感じ取り、疎外感を抱いてしまうでしょう。発達障害の子どもを持つ家族同士が集う場の提供も増えてきています。情報共有やコミュニケーションを図ることが、発達障害への理解を深めることにつながるのです。人の悩みを知ることで、不安や疑問の解消にもつながるでしょう。

3-2.支援センターに相談をすることができる

家族からの相談は、全国に設置されている支援センターや教育センターで受けつけています。個々のケースに合わせ、適切なアドバイスや実行しやすい方法を教えてくれるため、不安に感じることがあれば、抱え込まずに相談することが大切です。支援センターの所在地リストから、お住まいに近い場所を探しましょう。

3-3.ペアレント・トレーニングで良好な親子関係を築くことができる

ペアレント・トレーニングは、米国で生み出された訓練プログラムです。親が発達障害のある子どもの行動を理解し、対応方法を習得するために行います。子どもの行動を受け入れ、できたことをきちんとほめることが、子どもの達成感につながるのです。ペアレント・トレーニングでより絆(きずな)を深め、良好な親子関係を築きましょう。日本では、3〜8人程度のグループを作り、1時間半〜2時間のトレーニングを合計10回行うものが主流のようです。いろいろな子どもの行動に触れるきっかけにもなり、発達障害について深く学ぶことができるでしょう。

4.家族支援を受けるためにはどうすればいいのか?

家族支援の相談先や施設などについて考えていきましょう。

4-1.自治体の障害福祉窓口へ相談する

自治体ごとに、発達障害の福祉サービスは異なります。まずは障害福祉窓口に相談をし、サービス内容の確認と施設の紹介を受けましょう。支援センターも存分に活用してください。

4-2.「児童発達支援ぱっそ」は家族支援に力を入れている

「児童発達支援ぱっそ」は、特定非営利活動法人しずおか福祉の街づくりが運営しています。発達障害のある子どもの人権を尊重し、発達をチェックしながら成長を見守り、スムーズな生活を送ることができるようにサポートしている施設です。家族同士のコミュニケーションや育児相談など、家族支援に力を入れています。無料育児相談も可能です。お気軽にご相談ください。

5.発達障害でよくある質問

発達障害に関する質問を集めました。

Q.親が育児不安を感じている場合、どのようなサポートを受けることができるのか?
A.発達障害の子どもがいる家庭は、育児や成長に関する不安を感じるものです。困りごとなどは支援センターに相談しましょう。親の心身状態に応じ、臨床心理士によるカウンセリングも行います。家庭環境によっては、通所施設の利用と並行し、家庭訪問を行うケースもあるでしょう。

Q.兄弟姉妹に対する家族支援はあるのか?
A.はい、行っている自治体もあります。発達障害と診断されている子どもの兄弟姉妹が集うワークショップ・プログラムです。レクリエーションを行い、似たような環境にいる子どもの悩みを知るきっかけになります。兄弟姉妹が家庭で孤独感を抱いている・発達障害を理解が不足しているという場合もあるでしょう。レクリエーションに参加することで、発達障害のある子どもと兄弟姉妹の溝を埋める機会を作ることができます。

Q.発達障害の疑いがある段階でも、家族支援や福祉のサポートを受けたほうがいいのか?
A.子どもの行動に不安を感じるようなら、受けたほうがいいでしょう。発達障害は早期発見し、ケアやサポートを受けることで、学校や社会でスムーズな生活を送ることができるようになります。違和感を抱いたら、なるべく早めに医療機関を受診し、専門医に相談しましょう。

Q.通所施設で集団行動を体験すると、子どもにどのような変化が現れるのか?
A.「児童発達支援ぱっそ」では、一人ひとりをしっかりサポートしています。集団行動を介し、子どもに生活力や集中力の向上などの変化が現れるでしょう。自立心を養うことができ、特性を伸ばすきっかけにもなります。

まとめ

発達障害の子どもがいる場合、家族が育児や将来への不安を感じることがあります。子どもへ献身的になりすぎ、親が疲弊してしまうことも珍しくありません。発達障害の子どもが健やかに成長するためには、家族がゆとりを持って過ごすことが大切です。発達障害の子どもを持つ家庭では、家族支援を受けることができます。自治体の障害福祉窓口や支援センターなどに相談しましょう。

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