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子どもの発達が気になったら? 知っておきたい4つのポイント

2017/06/08

発達障害の子供との接し方

近年、「発達障害」という言葉が度々メディアなどに取り上げられ、世間の関心が高まっています。しかし、発達障害と一口に言ってもその概念は広く、簡単に言葉で説明できるものではありません。特に子どもは月齢によって発達にばらつきがあるため、判断するのは専門家でも難しいところです。そのため、子どものちょっとした行動から「もしかしたら発達障害かも」と悩んでいる方も多いことでしょう。そこで、今回は子どもの発達が気になったらどうすればいいのか? ということについて考えていきたいと思います。

  1. 発達障害の基礎知識
  2. 子どもの発達が気になったら?
  3. 素人判断をしてはいけない理由
  4. 発達障害を診断してくれる機関や相談所

1.発達障害の基礎知識

発達障害とは、先天的な要因によって発達に偏りやばらつきが生じている状態をいいます。「他人とのコミュニケーションがうまくとれない」「多動」「聴覚過敏」「識字障害」「衝動的な行動が多い」といったことが特徴です。症状の現れ方に応じて、自閉症・アスペルガー症候群・ADHDといった名前が付けられています。

1990年代までは一般に認知されておらず、「落ち着きがない」「他人との協調性がない」「字がうまく読めない」「書けない」といった子どもは問題児扱いされることも少なくありませんでした。現代においても、周囲になかなか理解されず、つらい思いをしている方も多いことでしょう。

しかし、早めに然るべき機関に相談して適切な療育を行えば、苦手な部分を改善したり、得意な部分に焦点を当てて伸ばしていったりすることが可能です。実際、得意な分野において優れた能力を発揮し活躍している方は大勢います。そのため、2000年代から発達障害の早期発見と早期療養に力が入れられるようになりました。

2.子どもの発達が気になったら?

ここでは、子どもの発達が気になったとき、どのような対応をすればいいのかを考えていきます。まずはどこに相談すればよいでしょうか?

2-1.子どもの発達が気になる時期

発達障害は早ければ1歳半健診でその可能性を指摘されます。専門機関での検査の結果、発達障害と診断されることもあるでしょう。しかし、そのような例は少数です。

多くの場合、他の子どもと関わるようになってから発達障害の特徴が目立ってきます。そのため、保育園や幼稚園に入園してから発達が気になってくるという方が多いでしょう。中には、子育てサークルなどで他の子どもと遊ばせているうちに発達が気になってきたという方もいます。

2-2.相談のタイミングについて

子どもが保育園や幼稚園の生活に慣れるまでは多少の時間がかかります。お友達と過ごすよりも、1人で過ごす方が好きという子どもも珍しくありません。ですから、無闇に「わが子は発達障害ではないか」と疑うのではなく、まずは保育園や幼稚園、学校の先生などに相談してみてください。

特に、第一子の場合は親も育児に対して神経質になりがちです。保育園や幼稚園、学校の先生は、たくさんの子どもたちと接してきた経験があります。気になることがあれば教えてくれるでしょう。

2-3.親が気になりやすい子どもの行動とは?

親が気になる子どもの行動としては以下のようなことが挙げられます。

  • 極端に無口である
  • 団体行動ができない
  • お友達とうまく遊べない
  • 特定のものが触れない
  • 大きな音が苦手
  • 極端に運動ができない
  • 文字の読み書きができない

確かにこのような特徴は、発達障害の方によく見られるものです。しかし、これにあてはまることが発達障害ということではありません。

3.素人判断をしてはいけない理由

発達障害に対する理解が広がるにつれ、情報も増えてきました。インターネット上にも発達障害の特徴などをまとめたページもたくさんあり、少し検索しただけで、たくさんのサイトがヒットします。

しかし、発達障害の診断をできるのは医師だけです。子どもの発達には一定の目安がありますが、そのとおりに発達していく子どもの方が少ないでしょう。発達にばらつきがあるのも当たり前のことです。育児本や子育てサイトに記載されている発達障害の特徴に子どもが当てはまるからといって、発達障害であるとは限りません。

また、集団生活をするようになってから初めて発達障害の可能性が疑われるケースもあります。保育園や幼稚園、学校の先生から専門機関の受診を勧められた場合は、早めに病院へ行きましょう。

4.発達障害を診断してくれる機関や相談場所

発達障害を診断してくれる病院は全国にあります。また、発達障害情報・支援センターのサイトには、全国各地の相談窓口への連絡先も記載されています。診断を受けたい場合には、まず相談窓口へ問い合わせてみてください。それ以外にも、各自治体の福祉課など発達障害の診断を行っている病院を紹介してもらうこともできます。ただし、混み合うことが多いため、早めに問い合わせや予約をしましょう。

また、発達障害情報・支援センターに掲載されている各窓口では、療育の受け方や障害者手帳の申請方法などについても相談に乗ってもらえます。

5.まとめ

いかがでしたか? 今回は、子どもの発達が気になったらどうすればよいのかということについて考えてみました。発達障害に関する情報は、10年前に比べると格段に増えています。その反面、情報の取捨選択に苦労したり、情報に翻弄されたりしている方もいることでしょう。子どもが発達障害かもしれないと思ったら1人で悩まず、まずは保育園や幼稚園・小学校の先生に相談してください。適切な療育を行うことで社会に適応して自分の力で生きていく力を身につけることができます。

一人一人の特性や発達段階に合った療育の場を提供します

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